2012年09月12日
トライアンフ タイガーエクスプローラー

に6月に乗り換えた。
このバイクについての私見をまとめようと思う。
あくまでも私見であり、好き勝手言うのは「オーナー」だから。
そこらへんを間引いて受け止めてね。
総括
よくもなく悪くもなく、「まぁまぁ」の極み。
突出した優秀な部分がなく、どこもかしこも「そこそこ」
でも、その組み合わせによってトータルでは破綻のないまとまりを
見せているところがいい点
逆に言うと、ゆっくりでも安定、少し早くでも安定、かなり早くだと剛性がやや不足気味。
でもこれが「普通」
震動はよく隠してあると感じる。
震動は結構あって、実はミラーもぶれて車種が判定できない速度域がある。
でも震動が少ないように味付けして特定の速度域に追い込んである。
これも設計の妙。
どうにもこうにも印象が薄いバイクである。
あらゆるところが電気仕掛け。
バイクに乗ってるいる感でいうと極めて平和で、直線だと眠くなるような
車に近いフィーリング。
これがいいのかわるいのかというよりも、そういうものを求めるのか求めないかで
大きく評価が変わるバイクだと思う。
最大の欠点は、物理の法則から逃れられない「重さ」
260キロはやはりどう味付けしようが物理的に「重すぎ」
オフロードもがんがんいける風味を演出してますが、実質は「無理」
無難に少しはねたり、水辺をじゃーっといったりぐらい。でもあくまでフラットね。
という性能しかない。(というかできない)
なら、もう少しデザインをオンロード風にふればよかったのに、ちょっと中途半端。
あと20kgでも軽量化できればイメージはがらっとかわると思う。
意匠のロボットバッタ?みたいな顔つきは、やはりお手本(BMW R1200GS)を真似たのか。
イギリスのセンスなのか。
ここも好みが大きく分かれるところだと思う。
75台限定とかでしたが、まだまだ全国のディーラーには在庫があるようなので
気になる方は試乗を。
まだ納車して3ヶ月ぐらい、雨の日も風の日もおよそ5000km走ったインプレッションなので
今後どのようにまた印象が変わるかは、引き続き一緒に冒険してみないと
なんともわからない。
ま、いまのところこんなもんかな。
んじゃ。